きまぐれ日記

[PREV] [NEXT]
...... 2009年04月01日 の日記 ......
■ ああ、エイプリルフールか…。   [ NO. 2009040101-1 ]

4月になったなぁ…なんて考えてたら、もう23時です。

うふふ、エイプリルフールなんて考えもしなかったよ。折角のイベントもあと1時間足らずで終わっちまいます。こりゃもうなにも出来ませんね。

あ、じゃあせめて嘘だけでもつきましょうか!

…とは言っても、すぐに嘘が浮かばないあたり、頭の柔軟さがかけているようですね。まだ若いのに。

ええと…、

幻想郷に行ってにとりと籍を入れてきた、ってどうですか?

 

…酷く虚しいよぅorz

 

++++++++++

 

では、いい嘘が浮かばなかった(嘘じゃなきゃ最高なんだが)ので、今度は逆に嘘のような本当の話をしましょうか。

エイプリルフール?いいえ、実話です。

 

・昔、某三日月湖で釣りしている時に河童を見た。

幽霊をたまに見る。

UFOをすごく頻繁に見かける。

・こないだ幽体離脱しかけた。

・幼稚園の頃は死ぬほどモテモテだった。

 

以上が、私の『言っても信じてもらえないお話』ベスト5です。

では詳細をば少々。

 

 

・『河童』

 ある日の夏、カムルチー(雷魚)生息の有無を調べるために、シンキングミノーを沖目にキャストしている時だった。突如、右手奥の茂みの辺りから、突如水面スレスレをすべるように移動する物体が現れた。

遠目でよく判らなかったが、体長は大体50〜60cmといったところ。体毛は無くのっぺり、つるっとした表皮で、白っぽい色の皮膚は水の濁りもあってか薄緑色に見えた。“or2”←こういう格好で、頭と尻らしき部分が水面に浮いており、うっすら背中が見えると言った感じ。皿は確認できなかった髪の毛のようなもの(水ゴケかも)はあった。

コイツは、3mほど極めてゆっくりスィ〜ッと移動し、その後音も無く水中にそのまま沈んでいった。尚、移動の際も沈降の際も、水面に波紋は出来なかった

私は思った。あ、河童だ!と。

後から考えると、あれは子供の水死体だったんじゃないかとも思ったが、多分アレは河童だ。じゃなければ河童の水死体だ。

 

・『幽霊』

 過去に数回遭遇したことがある。夜中の車道をフラフラと横切ろうとする幽霊、墓地のいたるところにぼんやり点在するモヤ、汲み取り式トイレの暗闇の底から突如浮かび上がってきた骸骨、近所の公園にいた霊、などなどだ。

どれも見ただけで、実害は受けてはいない(良くない場所に居ると気分が悪くなるが)が、近所の公園の霊(達?)の時はヤバかった。詳しくは、2008年11月5日の日記を参照のこと。

 

・『UFO』

 夜に何気なく空を眺めていると、結構UFOを見ることがある。見るもの殆どが光点ではあるが、飛行機などの明かりでは無い。

瞬間移動する光点、雲の下と上を縫う様に飛ぶ光点、進んだり戻ったりする光点、直角に曲がる光点、円を描いて飛ぶ光点、6個ほど数珠繋ぎになった光点、ジェット戦闘機より早く飛ぶ光点、メチャメチャ蒼くて綺麗な光点、などなどだ。

これらの光点に共通するものは、音が一切しないという点だ。空を飛ぶものであり、尚且つ光を放ちながら、飛行機では物理的に成し得ない動きをし、更に音を発しない飛行物体となれば、UFOしかありえないと思う。

最近はあまり見ない。

 

・『幽体離脱』

 未遂ではあるが、離脱しかけた。

寝苦しくて目を覚ましたとある真夜中、時計は丑三つ時を指していただろうか。猛烈な吐き気と頭痛に襲われ、睡眠から覚めた。寝汗でびっしょりで、着ていた下着は上から下までびしょ濡れの状態だ。もう起きてしまおうかとも思ったが、流石にこの時間では朝まで時間がある。あと数時間で登校しなければならなかったし、睡眠時間を確保したかった。なので、不調を無視して無理やり寝ようと画策したのだ。ところが、体調は一向に良くはならず、30分、1時間と経っていく。何度目を閉じようと、何度体勢を変えようとも、眠気よりも吐き気と頭痛が勝った。

そうしていて2時間は経った頃だろうか。仰向けの体勢で負けじと寝を決め込んでいたのだが、突如視界がぐるぐると回りだし、気分もかき混ぜられたような妙な気分になる。体の自由も効かなくなり、体が動かせなくなった。体の輪郭が無くなったかのような感覚がした。次の瞬間、フワッと重力から解放された感覚がし、これはヤバイと思って目を開けると、視界が寝ている布団よりも30cmばかり高かった。ヤベ!浮いてる?!そう慌てて身体を振り動かすと、フッと元に戻り、すぐに体調も回復した。

あのまま抵抗せずに居れば、間違いなく飛んでいた。正直、死を覚悟した。

 

・『モテモテ』

 はるか昔、私が幼稚園の頃の話だ。今でこそ信じられない話だが、あの当時の私は自分の組どころか他の組の女の子でさえ纏わり憑いてくるような、トンでもないモテ男君だったのだ。

当時から昆虫植物動物が大好きだった私は『ハカセ』の名で呼ばれていた。体育においても2の座をキープしており、その点からくる評価というのも大きかった事だろう。尚且つ、おちゃらけたり悪ふざけしたりしない私の引っ込み思案で積極性に欠ける性格も手伝って、他の男子と一線を画する雰囲気をかもし出していたのは間違いない。恐らく、女の子の目には物知りで非常にクールな男の子に見えていたのだろう。バカ丸出しで下品に遊ぶ男子園児が多い中、私という存在はかなり浮いた存在であったのだ。

事実、ノイローゼになるぐらいモテてていたのだ。お昼休みの度に大量の女の子が私を取り巻き、週に一回は稚拙な文面のラブレターを貰って帰り、時には綺麗な石などのプレゼントも同封されていた。

休み時間に一人が私をどこかへ連れ出そうとすると、別の私一途な女の子が食って掛かってきて、一気に修羅場と化す。『なおと君をどこにつれて行くのよ!』、『なおと君は私のことがスキなのよ!』と、あっという間に取り合いに発展。『ヒューヒューかんざきモテモテー!』と囃し立てる他の男子がウザかったのを覚えている。修羅場中の女の子は、叩き合いや髪の引っ張り合いなど当たり前で、鎮圧の為に先生が出動することも珍しくなかった。取り合いに負けたり、私が逃げたりすると、女の子達は大泣きした。それで先生が呼ばれて、第三者が『なおと君のせいです』なんて言おうものならば、なぜか私が叱られた。当事者は大泣きで、私は孤立無援、堪ったものじゃない。

騒ぎが激化すると厄介な目にあうと理解した私は、休み時間の度に取り巻きから逃げる為にトイレに逃げ隠れるという生活を続けた。女子は男子トイレには入ってはいけないというモラルが築かれ始めている為、女の子が私の隠れる男子トイレに入ってくることは無かった。しかし、向こうも徐々に知恵をつけてきて、仲良し同士の4〜6人の親衛隊を組織し、その中に男子を1〜2人加えるという秘策を講じてきたのだ。つまり、親衛隊総出で男子トイレの出口で待ち伏せをし、使役した男子をトイレ内に突入させて私を引っ張り出し捕まえる、といった方法だ。

恐らく使役されてた男子は、親衛隊の中の誰かが好きなのだろう。で、その女の子から『なおと君を連れてきて』と頼まれ、好きな子からの頼み事が嬉しくてつい協力したといった感じだろう。その子が好きなのに、その子の為に男を捕まえる…なんと皮肉な話だろうか。

この方法が確立されてからは、私はよく捕まるようになってしまった。体育2とは言え、力は強いほうではなかったし、喧嘩というものにも無縁だった私は成す術無く捕まった。追いかけっこに持ち込めば振り切ることは可能だったが、袋小路に追い込まれてホールドされては手も足も出ない。

捕まった後は、なんとも赤裸々なキスの嵐。頬だろうが口だろうがオデコだろうが手だろうがお構いなし。酷い奴はどこで覚えたのか舌を入れてきた

この当時、私は女の子が大嫌いになった。『はるな』とか、『みほ』とか、『ほなみ』とか、『さき』とか、『えり』とか、『ともみ』とか、『ちえみ』とか、『ともか』とか、『もえみ』とか、今でも覚えている。どこまでも追いかけて来るんだもん…。

ちなみに、このモテモテ状態からは卒園と同時に解放されることとなるが、実は小規模ながらも小学校3年生までモテモテは続いた。この時もあだ名は『ハカセ』だった。

流石に小学校ともなると恥ずかしさが先行しておおっぴらなアプローチは出来なくなるものだが、それでも何度か告白されたことはあった。校舎裏に呼び出されて告白されてキスまでされた日にゃ、トラウマ蘇るわどうしていいか判らないわで、ダッシュで逃げたものだった。確か『なつみ』って子だったかな?次の日教室でその子に回答を迫られるが、当然それのせいでクラス中に告白がバレて、私ら二人は周囲に冷やかされ、その子は大泣き。それでまた女子とか恋愛が嫌になった。

別件では、でしゃばりな男子が私を拘束した状態で女の子が告白を行い、私がYESと言うまでは家に帰さないという、なんとも馬鹿げた方法で交際を迫るケースもあった。『あかね』って子だったかな?当然付き合う気は毛頭無いが、早く家に帰りたいのでテキトーにOKして逃げて帰った。次の日、恋人気分で近寄ってくる女の子を『あれは嘘だよ』と一蹴して泣かせた。我ながら、結構酷いことしたよね。ゴメンよ。

そんなことを経験しつつ着実に恋愛嫌いになって行き、今では二次元コンプレックスのキモオタになったというワケだ。

初恋の人はナウシカ、嫁は河城にとり。今でも私が二次元コンプレックスなのは、これら幼き日のトラウマが原因だといわれている。

 

 

はい、そういうわけでお送りしていきました神崎黙示録でした!…あれ?嘘のようなホントの話してたハズだよな?いつの間に昔話になったんだろう。

うん…なんつーか、子供の頃の私はホント黒歴史ですよね(^^;

現在のキモメンと老け具合は、この頃の反動なんでしょうかね。

 

そういうわけで、これらの話は実話です^^

もう今現在4月2日になったので嘘つく理由もありませんしねw

 

 


...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: