本日は、色々な意味で本当に“休日”だった。 その休みっぷりは、生きる事さえ休んでいるようだった。 昨日は0時前に就寝し、起床はお昼。12時間たっぷり寝て半日。 やたら体温が低く、自ら直射日光の当たる床で毛布に包まって寝ていた。足先が冷たくて敵わない。 下に降り、飯を食う。食うと言っても腹に入れば何でも良かった。冷え切ったご飯に、納豆をかっちゃまぜてかけて食う。 その間何も考えず、納豆ご飯を胃袋へ送り込むのみの為に脳を動かした。まぜる、かける、かき入れる、咀嚼する、飲み込む。その単純動作をご飯と納豆が無くなるまで延々と続けた。 午後からは、特に何をするでもなくお茶飲み。ただボーッとしながら熱い緑茶をすする。お茶請けは、しけったかっぱえびせん。お茶を湯のみ6杯飲んだ。流石に六番煎じとなるとお茶かどうか怪しくなってはいたが、気にせず飲んだ。口に含めれば何でも良かった。 部屋の温度は、暖房要らずの32℃。適温とはかけ離れた室温と体内の熱いお茶の熱で、思考能力は蕩け流れて、よだれとなって滴り落ちる。 口に銜えたかっぱえびせんを愛犬に掠め盗られようとも唯々無心。もはや人形と成り果てた。 段々と睡魔が襲ってくる。目を閉じれば簡単に墜ちただろう。えも言えない心地よさに沈み、そのうち脳も身体も活動を止めた。 |