きまぐれ日記

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...... 2009年04月22日 の日記 ......
■ 擬音ってすげぇ   [ NO. 2009042201-1 ]

電車やバスでつり革に掴まっているとき、ふと気付いてしまう事がある。

『社会の窓が開いてた…!!』うっかり、股間のチャックが全開になっている事が稀にある。

こんな公衆の面前で恥ずかしい!一刻も早く閉めないと…!!そう思う。しかし、よくよく考えると、既に周囲全体に気付かれていると決定付けるのは些か早計である。幾らチャックが開いていると言っても、わざわざ人の股間をチェックしてるような人は恐らく居ないわけで、大っぴらに窓から布でもはみ出てない限りはバレるハズがないのだ。流石に真正面の人にはバレてるかもしれないが、周囲の人間からは見えないハズなので大半の人間がチャック全開の事実を知らないハズなのだ。

しかしどうだ、『あっ、やべチャック開いてた。ジ〜ッぱ!』なんてやろうものなら、音と動作で『あっ、あの人チャック開いてたんだ…』と、自ら周囲に暴露する結果となり、余計な被害を広めてしまうだろう。

かといって開けっ放しもヤバい。すぐ真正面には、気付く可能性大or既に気付いている人が居るのだ。

閉めたいけど、閉めたら余計気付かれて恥ずかしい、でも閉めないと更に見られて恥ずかしい。

なんだこのジレンマは…!

どうも、神崎です。

 

++++++++++

 

『欧州人は口真似が上手い』という話を知っているだろうか。

たとえば、雨の振る音。

日本であれば、『ザーザー』という擬音語であっさりと表現することができる。なんと便利な言語だろうか。

しかし、英語を含めて海外の言葉には、『ザーザー』などという擬音語の概念が存在しないそうだ。ではどうやって雨の振る音を口頭伝達するかというと、『口真似』だ。雨が降っている音に近い音を、口真似で再現してしまうのだという。

なるほどなぁ、と思う。

 

そう考えると、日本の擬音語って表現力の堕落を招いてるんだなぁ…なんて思いますが、日本の擬音語は口真似以上に凄いものだと思うのですよ。

なぜなら、日本の擬音語って実際には音が出ない現象にまで擬音を付ける事が出来るじゃないですか。これってホント凄いと思うんです。

一例を挙げると、『胸がゆれる音』とか。“ボイ〜ン”とか“ゆっさゆっさ”とか“たゆんたゆん”などなど。たゆんたゆんって何だよ…って思うけど、実際通じるでしょ?

実際に胸が揺れる音と言えば、衣や肌が擦れる微かな音ぐらいでしょう。間違ってもたゆんたゆんなんて音は鳴りませんよね。いや知らんけど。

アメリカ人掴まえて、『オパーイがゆれる音を真似してご覧よ』って言っても、口真似じゃ絶対に出来ない芸当だよね。

 

しかし、普段平然と使っている擬音語って、突き詰めると何だコリャ?ってのが多いですよね。

『キラキラピッカピカ』ってなんだよ、めっちゃ輝いてるけどなんで『キラキラピッカピカ』で光るんだよ。

『ヌルヌルする』ヌルヌル?なにさヌルヌルって。塗る塗るするのか?いや違うだろう。

『ペロッ、これは青酸カリ…!』ペロッテぺろって…なんで舐めるのに『ペロッ』なんだ。舌がペロペロするから?じゃあペロペロって何だ。めくれてんのか、あれ?なんでめくれるとペロなんd…(ry

 

いっつあ、じゃぽねーぜみらくる!

全くとんでもない国だ。


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